カウアン氏はまさにハヤブサ

ご無沙汰しました! 

 

iPhoneを買い替えた際、はてなblogになぜか入れなくなってしまい、すっかりご無沙汰してしまいました。

 

本日、ようやく入れました! 

 

早速、何か書いてみようと思います。

 

ジャニーズ問題が取り沙汰されていますが、どんなに時間が経っていても、事実が明るみに出て、社会的制裁を受ける。良い流れだと思っています。

 

イギリス名物司会者ジミー・サビル氏の性加害も、ほぼ同時にニュースになっています。

 

以下、日本外国特派員協会のカウアン氏の二度目の会見に出席したジャーナリストの、鈴木寛太郎さんの記事を転載させていただきます。

 

==========

“ブラジル先住民族の言語で「カウア(Cauã )」とは、ハヤブサを意味する。ポルトガルに植民地化される前からブラジルに居住していた原住民の文化で、ハヤブサは「勇気」、「力」、「知恵」、「独立」などの象徴とされていたという。現代のブラジルでも、男性の名前として使われている「カウアン(Kauan」は、このハヤブサを表す原住民の言葉に由来している。誇り高き先住民族が敬愛したハヤブサのように、強く、そして勇敢に育ってほしいという両親の願いが込められた名前といえるだろう。

 

「名は体を表す」。ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川氏による性加害について声を上げた元ジャニーズJr.でミュージシャンのカウアン・オカモトさん。私が初めて見たカウアンさんは、まさにハヤブサのように勇敢でかつ清々しい人物だった。

 

ジャニーズ事務所の会見から一夜明けた9月8日、カウアンさんは日本外国特派員協会で2度目となる記者会見を開いた。冒頭、カウアンさんは用意していたスピーチを読み上げた。会見場にいる記者の大半は日本人が中心だったのだが、スピーチの最後はポルトガル語で締め括った。


「僕は日系ブラジル人の両親のもと日本で生まれ育ちました。愛している音楽と出会い関わる中で、自分の家族やルーツを守りたいと思うようになりました。これから先、僕はもう前に進みます。今回の行動をとったという過去は消えることはありませんので、その責任から逃げずに生きたいと思いますが、できるだけ未来を向きたいと思います。


このような経験をして、その全てをさらけ出した僕が、だからこそ、見てくれている人に勇気を与えることができると思います。人は誰でも失敗します。もう立ち上げれないと思うこと。もう生きたくないと思うことはいっぱいあります。僕は赦すことで、それらを乗り越えられると信じています。日本、そしてブラジルを代表できるようなアーティストになって必ず帰ってきます。

 

最後になりますが、僕がずっと抱えてきた心の苦しみに耳を傾けてくださった皆さま、本当に心から。ありがとうございました。

モイト・オブリガード(Muito obrigado)」”

 

==========

以上鈴木寛太郎さんの記事です。

 

カウアン氏の勇気ある行動から、黙っていた人々が次々と名乗り出て、70代の服部さんや松崎さんも、後世の人々への使命感として名乗り出ましたね。

 

先鋒を切ったカウアン氏はまさにハヤブサでした。

 

f:id:nopponopekochan:20230911093438j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

10月6日の日テレ 「未成年の性被害」放送

知り合いの女性がインタビューを受けたドキュメンタリー番組、10月6日(日)深夜25:10分〜放送だそうです。深夜ですので、録画してみてくださいね。

 

10月6日と13日、2週連続放送。

1回目のテーマが「未成年の性被害」です。

 

番宣用の短い動画がこちらで見れます。

 

NNNドキュメント【公式】

#NNNドキュメント は2週連続で #性被害暴力 について放送します。 1週目は… なかったことに、したかった。 ~未成年の性被害①~ 性被害犯罪の加害者の8割以上は「顔見知り」です。 子供は…声を上げ、抵抗できません。 苦しみを背負いつづける女性たちが語りました。 制作:#日本テレビ https://t.co/qQ6Ts6j2be

 

 

未来からのメッセージ

 

私は、今という時間の中に、未来の自分も同時に存在していて、そこからの情報も得ているのではないか、と思うことがあります。

 

たとえば私はいちばん生きづらさを感じていた中学の頃、ふと「私は死なない」と決めたことがあったのですが、当時はそれが自分の内発的な声だと思っていました。

 

それはなかなか強い、確信めいたもので、どこから来たのかはよくわかりませんでしたが、その後の自分を何度も勇気づけ、救ってくれたような気がするのです。

 

節目節目に、その時の確信が戻ってくるような感じがありました。「だから大丈夫」という、不思議な感覚がいつもあったのです。そして、その通りになりました。

 

生き延びて、無事に年をとってみると、それは未来にいる自分が当時の自分にメッセージを送ったかもしれない、そんな気がするのです。

 

だとすると、今というこの瞬間にも、未来からのメッセージは流れてきているのかもしれない。後になってみないとはっきりはわからないことなのですが、ふと理由もなく確信したこと、根拠もなくひらめいたことは、未来から流れてくるものも含まれているのではないか。そんな気がすることがあります。

 

人は今という時間の中にしか生きていないはずですが、同時に過去の時間に生きていて、何度も反芻してしまうことが多く、フラッシュバックもそのひとつだと思います。

 

けれど、じつは未来からそっと応援したり、助け舟を出しているようなフラッシュバックもあるのではないか、と思うのです。

 

大人になるとまさかね、と打ち消してしまうことが多くなってしまうのかもしれませんが、未来からのメッセージとして信じてみるのもいいかもしれません。

 

誰でもそうだと思いますが、10年前、20年前には想像もつかなかった場所に立っているものですし、望んだことは大きな意味で大体、かなえられていたりします。

 

映画『メッセージ』はまさに過去、現在、未来という時間のループをテーマにした映画で、興味深くみたことをふと思い出しました。

 

映画『メッセージ』公式サイト

映画『メッセージ』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

 

f:id:nopponopekochan:20190615222237j:image

 

 

 

 

今夜のEテレ「性犯罪をやめたい」

 

性犯罪を犯して逮捕歴がある人々が

どのように更生できるのか、

再犯防止プログラムが行われている

精神科クリニックの半年間を追った密着ロケ。

今夜11時からの放送です。

ETV特集 - Yahoo!テレビ.Gガイド[テレビ番組表]

 

性犯罪はなぜ起きるのか、

社会の構造に迫る貴重な番組。

直前になりましたが、

お知らせです。

 

再放送は13日(木)午前0時〜です。

再放送予定 - ETV特集 - NHK

 

追記:  再放送は中止になったそうです。

 

 

 

f:id:nopponopekochan:20190608195922j:image

混乱 by Junpopo 

 

 

親への怒りについて、専門家の解説

兵庫県立大学大学院の冨永先生が、

「親への怒りについて」と題した

過去記事を臨床心理士の参考資料として

解説してくださいました。

私が自然に辿っていたプロセスの中から

イメージ壺療法、

EMDR

エクスポージャー療法など、

プロの目から見た治療のポイントなどが

紹介されています。

許可を得て一部、転載させていただきます。

遅まきながら」とは、なかなか怒りの感情が心にあるということを認めたり受けとめたりするのがむつかしいことを意味しているのだと思います。心の奥に、ずっとしまって、がんばってきた。トラウマを体験した方は、その深い心の傷を抱えた一方、もともともっている能力や資質ですぐれている自分をがんばっていきていくことで、その深い傷に気づかないように、切り離して生きぬいていかれる方が多いと思います。ペコちゃんは次に、ものすごく大切なことを書かれています。

続きはこちらからご覧ください

親からの性虐待で苦しむ人への強力なサポーター(4)ペコちゃんのメッセージ:親への怒りについて: ストレスマネジメントとトラウマver.02

冨永先生はストレスマネジメントと性虐待トラウマがご専門です。

 

親への怒りについて - 性虐待サバイバーの未来

 

 

 f:id:nopponopekochan:20190516024453j:image イカリはイカリでもかわいい錨草です⚓️

 

 

心愛ちゃんへの性的虐待が判明

今日のトップニュースで各社メディアが報じている、心愛ちゃんへの性的虐待

 

千葉の女児虐待死 “性的虐待の疑い”診断も 一時保護解除 | NHKニュース

 

じつは事件当初もチラッとこの情報は出てはいたのですが、その後はなぜか報道されず、情報源がはっきりしなかったので前回は書けませんでしたが、やはり、という感じです。

心愛ちゃんの絶望 - 性虐待サバイバーの未来

あれほど子供をモノのように扱い、いじめることに快感を覚えていた父親ですから、身体的虐待に性的な虐待が含まれている可能性はあると思っていました。

児相の医師が性的虐待を指摘していたことを受け、専門家を交えた第三者委員会の会合が二度行われた段階で、ようやく今回の一斉報道になったようですね。

 

「一回だけならたいしたことはないと思った」というお粗末な対応。実際には、一度どころではなかったでしょう。

 

性的虐待は「魂の殺人」です。たとえ本人が忘れていたとしても、消せない記憶は脳を萎縮させ、扁桃体の奥深くに刻まれて、後々まで苦しむことになります。子供への性犯罪は人間を破壊します。過ぎたことだからとか、気の持ちようでなんとかなる、というレベルではないのです。

 

心愛ちゃんは、何度も大人たちにSOSを出していた。性的虐待についても語り、医師が把握していた。 にもかかわらず、心愛ちゃんが保護されることはなかったのです。

 

性的虐待はされていることの意味もわからず、大人に伝える言葉も持っていません。パンツを下ろされていやだ、というのが精一杯ですが、大人には十分わかる表現です。児相の方々、本当にしっかりしてください!   亡くなった心愛ちゃんが身をもって残してくれた教訓です。

 

f:id:nopponopekochan:20190514204411j:image フラッシュバック by Jun popo

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今夜のシンポジウムのお知らせ

 

5月5日の朝日新聞の記事です。

父の性暴力、家族のために沈黙する娘「抵抗なんて無理」:朝日新聞デジタル

 

今夜、東京の日比谷で以下のシンポジウムが行われます。

性犯罪をなくすための対話 第7回

「強制性交等罪―続く無罪判決から問題点を考える―」
性犯罪をなくすための対話 第7回「強制性交等罪―続く無罪判決から問題点を考える―」 | Peatix

夜7時〜9時半、参加費は500円です。

 

主宰は弁護士の上谷さくらさんを中心とするチームで、司会は小川たまかさん。

心理士、法律家など専門家の参加も多く、

毎回、200名近い参加者がきます。

東京在住の方、ご興味あれば足をお運びください。

私はほぼ毎回、参加していますが、

今日だけ参加できず。

 

 

 

f:id:nopponopekochan:20190509092613j:image

日本海芭蕉の句。

荒海や佐渡に横たふ天の川