心愛ちゃんへの性的虐待が判明

今日のトップニュースで各社メディアが報じている、心愛ちゃんへの性的虐待

 

千葉の女児虐待死 “性的虐待の疑い”診断も 一時保護解除 | NHKニュース

 

じつは事件当初もチラッとこの情報は出てはいたのですが、その後はなぜか報道されず、情報源がはっきりしなかったので前回は書けませんでしたが、やはり、という感じです。

心愛ちゃんの絶望 - 性虐待サバイバーの未来

あれほど子供をモノのように扱い、いじめることに快感を覚えていた父親ですから、身体的虐待に性的な虐待が含まれている可能性はあると思っていました。

児相の医師が性的虐待を指摘していたことを受け、専門家を交えた第三者委員会の会合が二度行われた段階で、ようやく今回の一斉報道になったようですね。

 

「一回だけならたいしたことはないと思った」というお粗末な対応。実際には、一度どころではなかったでしょう。

 

性的虐待は「魂の殺人」です。たとえ本人が忘れていたとしても、消せない記憶は脳を萎縮させ、扁桃体の奥深くに刻まれて、後々まで苦しむことになります。子供への性犯罪は人間を破壊します。過ぎたことだからとか、気の持ちようでなんとかなる、というレベルではないのです。

 

心愛ちゃんは、何度も大人たちにSOSを出していた。性的虐待についても語り、医師が把握していた。 にもかかわらず、心愛ちゃんが保護されることはなかったのです。

 

性的虐待はされていることの意味もわからず、大人に伝える言葉も持っていません。パンツを下ろされていやだ、というのが精一杯ですが、大人には十分わかる表現です。児相の方々、本当にしっかりしてください!   亡くなった心愛ちゃんが身をもって残してくれた教訓です。

 

f:id:nopponopekochan:20190514204411j:image フラッシュバック by Jun popo